パワーセミナー
第2回 経営分析はなぜ必要なのか?

クリーニング業を取り巻く環境については、すでに申し上げたとおりですが、では、それをふまえた上で、経営分析がなぜ必要なのかについて言及してみたいと思います。

まず私たちが何気なく使っている機材や資材といったものを考えてみて下さい。

従来、設定している価格についてですが、これは皆さん一体何を基準に設定しておられるのでしょうか。様々な案があることでしょうが、下記に記してみましたので、いま一度考えてみて下さい。

  • 周りの店が概ね価格的に均一されているから
  • 値頃感を演出した価格だから
  • 特に根拠はないが妥当な価格だと思うから
  • 原価を把握した上で採算ベースに合う価格を設定しているから

このような感じでしょうか? 他にも当然あるでしょうが、ここではそれを明らかにすることが目的ではありませんので概ね以上の4つの決定事項に絞ってみました。ここで本題の経営分析に対する回答を記すというのであれば、これは当然最後の項目でしょう。しかしそれだけでは答えにはなっていません。

そこでまず、逆のことから考えてみましょう。ここでいうところの逆とは、すなわち分析結果を重視せずに価格を決定した場合の不具合についてという意味です。

そもそも価格とはいかなるものでしょうか。本来価格とは自社が抱える最大の関心事であり、最大の経営指数であるといえます。世間相場を加味しつつ、それに対抗できうるだけの体力と、生産性をあわせ持ち、かつ自社の存亡までもをも左右するものであるといえるでしょう。

いくら市場価格が判っていても、それに対応できるパワーがなければ、それは別の路線で生きるべきであり、さもなくば敗北を意味します。

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