クリーニング師の役割実践マニュアル作成

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(野澤勝義会長)は、令和6年度厚生労働省の生活衛生関係営業対策事業費補助金を活用し、クリーニング師の役割実践マニュアルの作成ワーキング委員会を設置。具体的な作業事例を収録したマニュアルを作成した。

本マニュアルでは、衛生管理要領に基づくクリーニング師が果たすべき役割の具体的な作業事例を「作業環境」「クリーニング機械「洗剤・薬剤、処理方法」「クリーニング事故」の4つのパートに分けて解説している。

クリーニング師の役割実践マニュアルの概要

PartⅠ(作業環境)

  1. 施設、設備等の衛生管理
  2. 衛生的で安全な従事環境の確保
  3. 有機溶剤等の適正な使用管理
  4. 事業継続計画(BCP)の策定
  5. 近隣環境への安全配慮と環境保全対策

PartⅡ(クリーニング機械)

  1. 洗濯機、脱水機、プレス機等の安全・衛生管理

PartⅢ(洗剤・薬剤、処理方法)

  1. 洗剤(薬剤)の管理と指定洗濯物の適切な消毒
  2. 洗濯物の適正な処理
  3. 衛生的で質の高いクリーニングサービスの提供

PartⅣ(クリーニング事故防止)

  1. クリーニング事故の発生防止と原因究明

マニュアルは都道府県のクリーニング組合を通じ、 組合員にむけて配布を行っている。

クリーニング師の役割実践マニュアル

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