中青会、単青組首長会議・研修会を開催
全ク連・中央青年部会(田村直仁部会長)は7月8日、9日、年度総会にあたる「令和5年度単青組首長会議・研修会」を東京で開催した。
研修会では、まず店舗表彰企画「CLEANICHELIN(クリニシュラン)」エントリー者プレゼンテーションを行った。
クリニシュランは全国の組合員店を選考対象とした店舗表彰企画で、各ブロック青年部で「クリーニング事業者が気になる、憧れのクリーニング店」を推薦するもの。青年層が今後の自店のビジョンをより具体的にイメージし、夢の実現につなげることや、クリーニング店の好事例を学び共有することで、組合およびクリーニング業界を元気づけることを目的としている。
今回は全国から16名のエントリーがあり、「店舗デザイン事例」「IT 等先進技術導入事例」「事業承継の成功事例」「補助金活用事例」等のプレゼンを実施。上位3名が11月4日の青年会議「Next Generation Meeting 2023 沖縄」で発表され、最優秀賞受賞者による詳細なプレゼンが行われることとなっている。
次に「青年部活動報告好事例に関する研究」の研修が行われ、岩手県、埼玉県、福井県の活動報告が発表された。収益力向上セミナー補助金の活用方法に加えクリーニングの日やブラックフライデーを契機とした組合員店での消費者キャンペーンの実施、青年部員からの提案が組合事業として採用された「おさがり学生服事業」等について報告があり、そのノウハウを共有した。
単青組首長会議には1〜4号議案が上程され、すべての議案が承認・可決された。今年度も全ク連が実施する次世代支援事業に協力するほか、11月の青年会議等、コロナ禍を経て再び全国の青年層が交流し事業研鑚に資する機会の創出や、クリーニング需要回復にむけた利用者啓発ツールの作成等、事業者支援となる取組みを実施する。
2023年4月1日現在の単青組の結成状況は、20単青組、青年部員数246名となっている。
田村直仁部会長