年頭所感

全国クリーニング機械トータルネットワークグループ

会長 成瀬 久勝

 謹んで新年のお祝いを申し上げます。

 振り返りますと2021年はクリーニング・リネンサプライ業界にとっても大変厳しい1年となりました。

 コロナ渦の中かつて人生で経験したことがない多くの問題や局面を目の当たりにし、考える事も非常に多い1年であったかと思います。

 約2年にわたる自粛生活の中でマイナス面も多い中、逆にプラス面として公私ともに今までは時間が取れずにできなかった多くの事が実現するということもあったのではないでしょうか?

 個々の企業としては、経営の効率化や無駄の削減、工程の見直し、新しい分野への模索などに多くの時間を使えたこともあり、数年後に振り返った時に有意義な時間もあったと思えるのではないかと思います。

 順調な時よりもピンチの局面にこそ、そこから学ぶ多くの事によってその難局を乗り越えるための次の新しい展開へのステップに活かし、それらの考えを実行に移すことで更なる成長へと転換することができればと考えます。

 迎えた2022年は新旧多くの皆様との強い協力体制を構築し、そのことによって新しい発想もどんどん取り入れ、 クリーニングの仕事とそれを取り巻く関連した業務に携わるすべての皆様とともに安定した将来の礎を作れるよう、当会がその一役を担うことができればと考えております。

 社会貢献、業界貢献、共存共栄をなくして成長することができない時代と強く認識したうえで今年は活動再開の年とし、コロナ以前に立ち上げた業界刷新計画に向け小さな一歩を踏み出し、それがやがて大きな将来に繋がっていくようなそんな希望が持てる年にしたいと思います。

 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

年頭所感

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