年頭所感

日本折目加工クリーナーズ協議会

会長 赤木 正登

赤木会長

 謹んで新春のお慶びを申し上げますと共に、平素より当協議会の活動に対しましてご理解とご協力を賜りまして心より感謝を申し上げます。

 昨年は延期されておりました・オリンピック・パラリンピックが、何とか開催にこぎつけたものの、入国検査や観客制限等、幾重にも感染症対策が施された上での異例な大会開催となり、期待されていた経済効果とはかけ離れたものとなってしまいました。国内におきましては衆議院選挙辺りを境に一気に感染者は減少傾向に向いましたが、感染力の非常に高い新たな変異株「オミクロン株」の猛威が懸念される状況下で迎える新年となってしまいました。この予断ならぬ状況はまだまだ続く事と思われますし、この二年間で感染対策の三蜜回避よる人の集まり方、仕事の仕方をはじめ、社会構造自体が大きく変化してしまいました。おそらくこの影響はコロナ禍から脱却しても元の業態に戻る可能性は無いように思われます。

 昨年、政府ではデジタル庁を発足させ、我が業界でも既にネット注文やロボット受け渡し店舗などが大きく躍進を遂げております。今後、色々な成功事例を参考にさせて頂きながら業界全体が力を合わせ、お客様に支持される会社に、そしてお客様の必要不可欠な業界として、コロナなみに『変異』する必要があると思います。

 日本折目加工クリーナーズ協議会は創立41年を数え、付加価値商品の折目加工(リントラク、シロセット)を中心に全国200社余りの会員様がおられます。これを機に多くの皆様に御加入頂き付加価値商品『折目加工』が業界躍進の一助になれればと思う次第で御座います。

 末筆となりましたが 今年一年の皆様のご健康と御多幸を祈念致しまして新年のご挨拶とさせていただきます。

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