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年頭所感

一般社団法人 日本テキスタイルケア協会

代表理事 住連木 政司

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 当協会は創設6年目を迎えます。当協会の目的は、流通、クリーニング、消費者との情報交流の基盤づくりを実現することによって、服飾文化をサポートすることにあります。

 これまでインターネット上でのクリーニング事故事例データベースの作成、グレーゾーン解消制度による経済産業省所管「繊維製品の品質維持・復元技法に係る取扱い」事業の明確化、ウエットクリーニング記号の利用推進連絡会会員としてのJTC-MA値実務試験認証制度などの事業を推進してきました。

 昨年は、全国42の自治体の消費生活センターをクリーニング事故原因解析データベースメンバーとして、会員と共有するネットワークの構築によってトラブル解決と品質向上に貢献する仕組みづくりを進めきました。

 本年は、「整形仕上げ」に関するオフィシャルテキストの制作と研修制度及び協会認定整形仕上げ技能者制度を発足します。協会正規の教材を作成することによって、テキスタイルケア業というクリーニング業とは分離した「繊維製品の品質維持・復元技法に係る取扱い」事業の具体的な実現を推進していきます。

 繊維製品のケアとしての新しいビジネスモデルを創造することが、当協会の大きなテーマの一つです。このテーマに向けた新しい試みとして、テキスタイルケアの主旨に沿った新開発機器メーカー、技術研究団体、挑戦的なビジネスモデルを創造する事業者を側面的に支援し、テキスタイルケア産業の社会的位置づけを目指していきます。このことによって、高度な技術や知識が、家事代行の低価格提供という方向性とは一線を画した、プロによる価値あるサービス事業の創造につながるものと確信しています。

 また、会員事業所の労働力不足を訴える声に応えて、日本での長期就労が可能な日系人労働力の提供を行い、会員企業の安定的な事業活動を支援します。

 本年も協会の情報、研修、産業構造に関するサポート活動が、衰退するクリーニング産業にとって新たな可能性を開いていけるよう努めてまいります。



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