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年頭所感

全国クリーニング協議会

会長 高木 健志

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 あけましておめでとうございます。

 昨年は、リオ・オリンピック&パラリンピックで数多くの日本選手(チーム)が大活躍し、私達に沢山の勇気と感動を与えてくれました。また、大隅良典氏がノーベル賞を受賞(これで日本人は三年連続)された事は、改めて日本人の力を世界へ示せたものと思います。  

 一方、昨年も季節や地域に関係なく地震など自然の猛威を受け、抵抗できない人間の無力さを痛感してきました。被災地・被災者の皆さまが一日も早く元通りの元気な姿に戻られる事を心より願っています。

さて、2017年を展望する時、まず最も注目すべき点はアメリカが二月からトランプ大統領のもと再スタートする事です。世界経済のみならず社会・外交・治安などが、どのように変わっていくのかが注目されていますが、各々に対する影響力は非常に大きく、現時点でその方向性を把握するのは至難の業です。

 クリーニング業界は今、大きな岐路に立っています。最大の要因は、人材確保です。もちろん、国内の多くの業種・業界でも、最低賃金の継続的な上昇による人件費の高騰や人材不足から労務管理が極めて難しくなってきています。また、当業界には営業不振や後継者問題などから、M&A・事業の共同化・異業種とのコラボレーションの動きも更に顕在化してきています。加えて、インターネット宅配クリーニングやコインランドリーには、異業種からの参入が相次いでいます。

 こういう背景からも私達は、各地域で続いている低価格競争を業界全体あるいはエリア単位で見直し適正化をはかっていく事を使命と捉え、健全な業界運営へと第一歩を踏み出さなければならないと考えます。

 最後に、今まで常識と言われていた事や当たり前に行っていた事が時代や環境の変化とともにそうではなくなる、むしろ逆の発想やシステムがスタンダードになっていく事も現実に起きているのではないでしょうか。

これからも世界〜日本〜地域〜企業〜一般家庭へと、様々な変化が起きていく事をしっかり受け止め、業界が一丸となり未来に向けビジョンを示し、発展・成長していくために柔軟な対応力と勇気ある決断力を持って行動し続けていく事が、最重要ポイントであると確信しています。

 今年一年が皆様にとって最良の年になりますようお祈り申し上げますと共に、より一層のご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。





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