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年頭所感

全国ふとんクリーニング協会

理事長 木村 正義

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 謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 昨年は6月に英国のEU離脱、11月には米国大統領選挙でトランプ氏が勝利するなど、世界を大きく変える動きが起こった年でした。

 国内経済は緩やかな回復が発表されているものの、個人消費は一進一退を繰り返しています。こうした中、10月には総務省が大正9年に国勢調査が始まって以来「日本の総人口が初めての減少」となったことを発表。また女性の高齢者(65歳以上)の割合が初めて30%を超え、そのうち30%以上が就業しており、消費環境や労働環境も大きく変化していることがわかります。

 クリーニング業界でも、洗濯表示記号が変わるという大きな変化の年でした。

 こうした中、ふとんクリーニングビジネスにとってはプラスの変化が起こりつつあります。ひとつは消費者の「ふとん丸洗い」に対するニーズの高まりです。

 製造メーカー団体との交流の中でも「できればふとんを洗いたい」と考える消費者が多くなってきていることがわかります。

 昨年12月から施行された新JISへの改正では、法的には表示の義務付けがなかった寝具類の製造メーカー団体も「ふとんの新JIS表示に関するガイドライン」を作成し、洗濯表示記号を付けることを決めました。これまで「できるだけクリーニングはお避け下さい」と表示されていた寝具類にも、今後は洗濯表示記号が付けられることになりました。

 製造メーカー団体からは、当協会に対して「Wマークマークのふとんが洗えるよう標準化を図って欲しい」との要請がありました。これを受け当協会では、消費者に安心してWマークマークふとんを出していただけるよう「ふとんWマークマーク処理店認定制度」をスタートすることに致しました。今年は早急に同制度の実現と普及に努めてまいります。

 また昨年は11社に新規ご入会いただき、会の活動もさらに充実してまいりました。全国ふとんクリーニング協会は、こうした「変化」を見据え、今年は大きな変革を図る年と位置づけております。

 ふとんクリーニングというビジネスが将来に向かって大きく飛躍し発展していくために、関連業界の皆様と共に様々な事業に取り組んでまいる所存です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。





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